2-0で勝った前節(第12節)の山口戦が、千葉にとって狙いの形でのゴールが生まれるなど、内容でも結果でも評価できるものだったのに対して、0-3で敗れた今節は内容でも結果でも大分に完敗の一戦となった。もちろん選手個々にそれぞれの特長があり、替えが利かない存在といえる選手は各チームにいる。千葉で言えば、田口泰士がその最たるタイプの選手だろう。とはいえ、その1人の選手が抜けただけで、チームが成り立たなくなって勝てなくなってしまうのであれば、それはチーム作りで失敗しているとも考えられる。その千葉に対して、リーグ戦での出場が少なく、主にルヴァンカップに出場している選手が出場しながら、チームとして狙っている攻守で3-0の勝利を収めたのが大分だ。スタメン選考や選手交代などの監督の手腕、そしてピッチに立った選手のプレーを比べると、前節終了時では同じ勝点16で、千葉が12位、大分が13位だったが、総合的なチーム力では千葉と大分には大きな開きがあるように感じられた一戦となった。
【千葉vs岡山】レポート:中央を突いたス…
■明治安田生命J2リーグ 第6節 3月25日(土)千葉 1-1 岡山(14:0…
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