千葉の上位進出のためには、勝点3を積み重ねていきたい5連戦の初戦である前節(第11節)の東京V戦。千葉のプレスをかわそうとする東京Vの選手が立ち位置を工夫したパスワーク、そして千葉のサイド攻撃を封じようとする東京Vの守備もあり、前半にボールを保持したのは東京Vだった。だが、前節の千葉は第10節・大宮戦に比べるとシュートへの積極性があり、特に見木友哉が東京Vの守備の隙を突いて仕掛けたり、前からの守備でボールを奪ったりして決定機を作った。だが、シュートの精度を欠いて先制点を奪えない。しかし、守備の修正を図った後半、福満隆貴のパスを受けた櫻川ソロモンがワンタッチパスで、前方のスペースに飛び出す高木俊幸につなぎ、高木は冷静にドリブル突破からシュート。52分の高木の千葉加入後初得点で先制した千葉は追加点奪取を狙うが、逆にボールを持てるようになった後半は、逆にパスの精度を欠くなどして前半ほど決定機を作れない。そして81分、東京Vのワンタッチパスを多用したパスワークから、一度中盤に下がることで千葉の守備陣からのマークを外した佐藤凌我に同点ゴールを奪われてしまった。勝ち越しゴールを目指す千葉だが、逆に89分、佐藤にゴールポスト直撃の決定機を作られる。その後はどちらもゴールを奪えず、1-1の引き分けに終わった。
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