第7節終了時点で5勝1分1敗のJ2リーグ2位と好スタートを切った町田と対戦した前節(第8節)の千葉は、試合を通して前からのプレスをかける守備で主導権を握る時間帯が長かった。町田が千葉のプレスをかいくぐるパスワークを見せても、簡単にはシュートを打たせず、局面で体を張る守備を披露。特に、スピードのあるサウダーニャ、末吉塁を交代出場させた58分過ぎ頃からは、サイドを突く攻撃で町田を押し込んだが、決定機をモノにできない。すると77分、この1分前に選手交代を行ない、選手の配置を動かした町田が、千葉ゴールの前で左右にダイナミックなパスワークを見せて千葉の守備を揺さぶり、最後は交代出場のシノヅカ イッペイが先制点を奪取。しかし、千葉は気落ちしてバタバタすることなく反撃し、失点からわずか3分後、田口泰士のCKに頭で合わせたチャン ミンギュの今季初得点で同点とした。一気に逆転まで持ちこみたかった千葉だが、町田も必死の戦いを見せ、結果は1-1の引き分け。内容は攻守ともに良かったものの、課題の決定力不足が響いて上位チームとの勝点差を詰めるチャンスを生かせなかった。
小森飛絢選手「本当に多くのサポーターが(…
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