守備は準備してきたものが前半には完全にうまくいかなかったとしても、修正を図った末に結果は無失点とほぼ狙ったとおりに成果を出した。攻撃面はセットプレーから鈴木大輔が劇的な決勝ゴールを奪い、勝利に導くという結果を残したのは非常に大きかった。だが、前節(第6節・栃木戦)よりはパスワークが良くなったものの、決定力不足は明らかで、工夫とプレーの精度次第で決定機はもっと多く作れたはずだった。とはいえ、連敗で迎えた重要な一戦で我慢強く戦い、今季のホーム初勝利を獲得した。新型コロナウイルス感染症に関連してサポーターが声を出す応援がなかなかできない中、決勝ゴールが生まれた瞬間、そして試合終了のホイッスルが響き渡った瞬間には、いわゆる『フクアリ劇場』を彷彿とさせる千葉サポーターの歓喜と熱気が、久しぶりに記者席にも伝わってきた。
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