千葉にとってはさまざまな面で厳しい現実を思い知らされる敗戦となった。速い時間帯に失点を喫して群馬に0-1で敗れた前節(第5節)の反省を生かそうと臨んだ今節だったが、前節の7分よりもさらに早い2分と試合開始早々に失点。前半は栃木に終始主導権を握られる展開で、前節でも課題となっていた試合中の修正力の弱さが出ていた。後半の途中に選手交代で試合の流れを変え、猛攻を仕掛けた中である意味、ラッキーなゴールで同点に追いついた。そこで一気に逆転まで持っていくのが理想的だったが、結果は逆に後半のアディショナルタイムに勝ち越しゴールを奪われて1-2の敗戦。『2点目』をどちらが取れるかが勝利を獲得する鍵ではないかと今節のプレビューで書いたが、まさにそのとおりで『2点目』が勝敗の分かれ目となった。開幕から5試合で2勝1分2敗と今季もスタートダッシュを切れなかっただけに、今節からの3連戦の結果と内容がシーズン序盤戦のチームの戦いに大きな影響を与える感があったが、非常に厳しい敗戦となった。
【千葉vs大分】レポート:先制後に数多く…
■明治安田J2リーグ 第10節 4月13日(土)千葉 1-1 大分(14:03…
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