●田口泰士選手:
Q:前節(第5節・群馬戦)で田口選手は後半開始時からの出場でしたが、試合の前半をベンチからどのようにご覧になっていたのか、そして後半から出場する時に尹四黄監督からの指示も含めてどのようにプレーされようとしたのか、さらに試合の結果と内容について振り返って教えていただけますか。
「前半は、チームのやり方がうまくいっていなかったというのが、(ピッチの)外から見ていて思っていました。あのやり方というか、守備の仕方だとうまくボールは取れないというか、取りどころがないなというふうに思っていたんですけど、もちろん選手は戦術どおりというか、そういうふうにやっていたんです。でも、なかなかうまくいっていないなと思っていて、後半は(出場時に尹監督からは)僕が個人的に特別な指示は受けなかったですけど、ピッチに入って前線からもうちょっとプレッシャーに行ったほうがいいなというのは感じていました。だから、ピッチに入ってからはもう積極的にFWを前に行かせて。『後ろ(の選手)はもうちょっと上がってきてくれ』という話をしながら、相手に圧力をかけたことで後半の45分間はチームとしてうまくプレーができたと思います。
相手が下がったんじゃなくて自分たちが相手を下げさせたという45分間だったと思うので、攻撃もいいパターンがいくつも出ましたし、ボールも意図的に保持できて、あとはやっぱり決めきるというところが、まあ、これはいつも言っている気もしますけど、そこは課題かなと思います。本当にうまく勝点を拾ってきた中での敗戦だったので、すごく悔しいです。
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