ジェフ便り

尹晶煥監督が率いて３年目の今季、Ｊ２リーグ戦の開幕の約１週間前に開催されたちばぎんカップで、千葉は０－１で敗れたものの、守備ではある程度の成果を出した。だが、新戦力を加えた攻撃では、本当の意味で決定機と言えたのは試合終盤に高木俊幸が放った２本のシュートの２回だけ。その決定機もシュートがゴールポストに当たって外れ、尹体制での攻撃の最大の課題である『点を取りきる』ことはできなかった。もちろん選手がトップコンディションにはなっていないこと、新戦力との連係はまだこれからであることなどの条件下での攻撃ではある。だが、今季こそスタートダッシュをしたいのであれば、もう少し得点の可能性が高いフィニッシュの場面の数を増やしていくことが望まれる。