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【2021年シーズン総括】攻守のベース作りが進んだ尹体制2年目

【2021年シーズン総括】攻守のベース作りが進んだ尹体制2年目

2021年12月27日 14:28 by akanuma_keiko
2021年12月27日 14:28 by akanuma_keiko

 

栃木対策用の3バックが守備に与えた好影響

J1昇格経験のある監督として2020年に就任した尹晶煥監督だったが、大きな課題となっていた失点数減少は2019年シーズンの64失点から51失点と一定の成果はあった。それでも、2020年シーズンにJ2優勝を果たした徳島は33失点、2位の福岡は29失点で、J1昇格を達成した2チームと比較すると失点数にはまだ大きな差があり、千葉にはさらなる失点減少が必要だった。そして、失点減少には組織的な守備の構築が必要不可欠なのだが、2020年シーズンに尹監督が大きな期待をかけてスタメンで起用し続け、成長を見せていた鳥海晃司はC大阪に完全移籍。代わって今季、ディフェンスラインの中心選手として大きな期待をかけられ、尹監督からキャプテンに指名されたのが浦和から完全移籍で加入した鈴木大輔だった。

とはいえ、鈴木大自身が尹サッカーは初めてということもあり、千葉の守備戦術をすぐに習熟できるはずもない。また、堅固な守備ブロックを築いて相手の攻撃に耐えようとしても、押し込まれた状態で守りきるには難しさもある。さらに、引いた位置で守り続ければ攻撃に転じても低い位置からになり、攻めきれずにボールを失ってまた攻められるという悪循環もあった。結果的に今季は開幕から3試合連続で失点し、第4節・松本戦は1-0で勝ったものの、続く2試合は連続で2失点を喫するなど守備は苦しい状態が続いた。

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