千葉にとって今季初の3連勝は、今季最多得点であり、2019年J2第14節・岐阜戦以来となる5得点をあげる大勝となった。その相手が、千葉が2016年シーズンからJ2リーグ戦では6分5敗、J2リーグ戦でのアウェイゲームとなると2011年シーズンの第36節から5分5敗と長く勝てないでいた東京Vというのは、不思議な巡り合わせにも思える。ただし、今節の千葉の5得点にはスーパーゴールもあったし、東京Vは前節終了時点での失点数が55でJ2リーグワースト3位と守備に難があり、実際のところ今節の東京Vの守備には甘さや隙が多く見られた。とはいえ、今季、要因には決定力不足もある得点力不足で苦しんでいたはずだった千葉の今節での5ゴールには、ゴールに対する貪欲な姿勢、相手の予想を超えるプレーなど、千葉に必要なものが凝縮されていたことは間違いない。
読者コメント