第29節・磐田戦を1-3で敗れたあと、愛媛、群馬、松本、町田を相手に3勝1分で、その3勝がいずれも1-0、引き分けはスコアレスドローと、4試合連続無失点で負けなしとなった千葉。前節(第34節)はJ2残留争いの渦中にいながらも調子を上げてきている大宮との対戦で、千葉は開始早々の4分に船山貴之のCKから鈴木大輔が先制点をゲット。その後は優位に試合を進めながらも、決定機をなかなか作れずにいた。すると、後半はプレスの強度を高め、ダブルボランチの三門雄大と小島幹敏が立ち位置を変えて攻撃を組み立て、右サイドバックの馬渡和彰が果敢に攻め上がった大宮が主導権を握る。49分、CK後の流れからうまく後ろから前に飛び出した黒川淳史にゴールを許すと、その後にも決定的なピンチが複数回あったが、オフサイドの判定、新井章太のファインセーブなどで連続失点を免れた。引き分けが濃厚となりつつあった90+3分、相手のボールを熊谷アンドリューがクリアではなくダイレクトパスで前のスペースに出すと、それをマイボールにした見木友哉が冷静にシュートを決めて勝ち越し、千葉が2-1の勝利を収めた。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
■明治安田J2リーグ 第7節 3月28日(日)熊本vs千葉(15:00KICK…
読者コメント