直近3試合はいずれも無失点で2勝1分という戦績で、前節(第33節)は町田とのアウェイゲームに臨んだ千葉。尹晶煥監督はスタメンでは初めてサウダーニャを2シャドーの右サイドで起用。だが、1トップの櫻川ソロモンとの連係はまだまだこれからという状態で、町田が前からプレスをかけてくる中、千葉は意図した形以外にも前線へ長距離のハイボールを入れざるを得ない場面もあった。だが、町田にボールを保持される時間が長くても粘り強く守り、公式記録での町田の前半のシュート数はゼロ。一方、千葉も前半の決定機はサウダーニャによる1回だけで、互いになかなか決定機まで作れずにいたが、74分、左サイドでの鈴木大輔と田口泰士のパス交換後、見木友哉が右サイドへ大きな展開のパスを出す。そのパスを受けた福満隆貴のクロスボールは、ゴール前の中央に入った櫻川を狙ったものだったが、町田の深津康太にマークされて櫻川はボールを触れない。しかし、クロスボールを処理しようとした町田のGKの福井光輝は深津とぶつかってクリアできず、ワンバウンドでファーサイドに流れてきたボールを見木が頭で押し込んで先制ゴールを奪取。これが決勝ゴールとなって1-0で千葉が勝ち、これで4試合連続無失点となった。
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