群馬と対戦した前節(第31節)の千葉は、序盤は群馬のプレスを受けてなかなか前へボールを運べなかったが、次第に攻守でペースをつかむようになった。群馬のカウンター攻撃を警戒し、千葉が攻撃から守備に切り替わったところでは出足の鋭い寄せで、群馬の選手をマーク。試合を通して群馬にはカウンター攻撃からの決定機は1回しか作らせなかった。その一方で、サイド攻撃からのクロスボールで櫻川ソロモンに決定機があったものの決めきれず、ダブルボランチの攻撃参加も効果的に行なって田口泰士にも決定機があったが、群馬のGKの清水慶記の好守もあって『1点』が遠かった。しかし、86分、85分に櫻川に代わって入ったばかりの髙橋壱晟が、福満隆貴のクロスボールを群馬の清水がパンチングでクリアしたあとのこぼれ球を拾ってシュート。これが値千金のゴールとなって、前節(第30節・愛媛戦)に続いて千葉が1-0の勝利を収めた。
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