愛媛と対戦した前節(第30節)では、決定機を作りながらも得点はオウンゴールによる『1点』だけで、その『1点』を守って無失点勝利を収めた千葉。今節も決定機を作ったものの『1点』が遠い試合展開が続いたが、交代出場の髙橋壱晟が『1点』を奪い、2試合連続で1-0の勝利となった。2試合とも対戦相手に決定機を作られていたが、相手の決定力不足もあったとはいえ、無失点で試合を終えられたのは、千葉の守備に安定感が出てきたからだ。前から厳しくプレスをかけるところと素早く自陣でブロックを作るべきところを的確に判断して実践する一方で、プレスの連動性や球際の激しさなど『組織』と『個』でやるべきプレーでの甘さやミスが減少した。しかし、攻撃面では『組織』と『個』でレベルアップし、詰めていかなければならないことが多い。決定機をなかなかモノにできない決定力不足という課題もあるが、ボールを保持している時間のわりには、千葉が1試合の中で作っている決定機数はやはりまだ少ない。今節でもそれを感じさせられた。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
読者コメント