首位に立つ磐田と対戦した前節(第29節)の千葉は、磐田にボール支配率では上回られたものの、互角の戦いぶりを披露。前半の終了間際の45+1分に末吉塁の突破を止めた磐田のファウルでPKを得ると、見木友哉が思い切りよく決めて先制した。いい流れで試合を進めることができていたが、65分、磐田のロングパスを鈴木大輔はヘディングでクリアするのではなく、新井章太へのバックパスにしたようだったが、これを磐田の小川大貴に奪われて失点してしまう。どちらにとっても勝点3が欲しい一戦で、監督の選手交代策が奏功したのは磐田。84分、交代出場の2選手が絡んだサイド攻撃から、前半は千葉が厳しくマークしながらも隙を狙ってシュートを打っていたルキアンが逆転ゴールを奪う。さらに90+2分、千葉が前がかりになったところで磐田にカウンター攻撃を仕掛けられると、再びルキアンに得点されて千葉は1-3で敗れ、2連敗となった。
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