第27節終了時点で最下位とJ2残留争いで苦しんでいる相模原と対戦した前節(第28節)の千葉は、前半からボールを保持して攻める時間が長かった。だが、シュートを打っても決定的といえる形は少なく、決定機もシュートの精度不足や相模原のGKの竹重安希彦の好守でノーゴール。両チームとも選手交代を行なって勝利を目指す中、千葉は86分、CKから前節では櫻川ソロモンを厳しくマークしていた木村誠二にヘディングシュートを決められて失点してしまう。その後には新井一耀を前線に上げてのパワープレーを狙ったものの、そのための選手交代の準備が遅く、選手交代が行なわれたのは4分と表示された後半のアディショナルタイム中の90+3分。結局、千葉は1点も奪えずに0-1で敗れ、今季の相模原との対戦は2敗となった。公式記録の相模原のシュート数は3本と、千葉は前からのプレスとセカンドボールの回収がうまくいく守備を見せた一方で、決定力不足だけではなく、決定的なチャンスの場面を作るための状況判断、そして攻撃の工夫やチャレンジがまだまだ不足していることを露呈した一戦となった。
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