山形と対戦した前節(第24節)ではCKからの2失点を含む3失点と、今季最多失点を喫しただけでなく全体的に受け身の守備をしてしまった千葉。今節は、山形と同様にしっかりとしたパスワークをメインに、ここぞというチャンスを逃さずにカウンター攻撃を仕掛け、前節終了時点で46得点とJ2リーグトップの得点数を誇る新潟が相手だったが、試合を通してアグレッシブな守備を披露。攻守の切り替えが速くて出足の鋭い守備をやりつつ、状況に応じて素早く帰陣して中央を締めた。1対1の局面で球際の激しい守備を行ないながら、連動して相手の攻撃の芽を摘み、最後のところで相手に自由にやらせなかったことで、無失点という結果を出した。だが、その一方で、攻撃ではフィニッシュのところのプレーの精度不足、フィニッシュに持っていく過程での個のミスと連係ミスがあり、決定的なシュートの3本はいずれもペナルティエリアの外だった。守備の改善は見られたものの、得点力という課題は引き続き残ったままのスコアレスドローとなった。
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