J2リーグ戦中断明けの初戦となった前節(第24節)の山形戦。山形はピーター クラモフスキー監督が初めて指揮を執った試合から10勝1分で、前節はクラブ新記録の7連勝がかかっていたが、千葉は立ち上がりから果敢に戦った。だが、時間の経過とともにポジショニングとパス回しが巧みな山形に対して受け身になってしまい、42分にCKから失点。しかし、その1分後にサイド攻撃の流れから山形のクリアボールを拾った田口泰士が、ダイレクトのミドルシュートを決めて同点に追いついた。以前から尹晶煥監督は中盤以降の選手に得点が欲しいこと、ミドルシュートを打ってほしいことを口にしていただけに、田口の得点は試合展開とはまた別の意味でも大きかった。しかし、後半開始早々の51分に中央を破られる形で失点してしまい、68分には再びCKから失点。どの失点も守備で千葉の選手の人数が足りていなかったわけではなく、防げた失点だっただけに非常に悔やまれる。その一方で、攻めても思うようにフィニッシュまで持ちこめず、交代出場の岩崎悠人の2度の決定機もモノにできず、千葉は1-3の敗戦となった。
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