多くの時間帯で川崎にボールを保持され、攻められてはいたものの、先制点を奪ったのは千葉だった。そして、川崎には19本のシュートを打たれ、少なくとも7回の決定機を作られたが、川崎が得た1点はPKによるもの。もちろん川崎にはウズベキスタンでのセントラル方式で開催されたACLグループリーグ6連戦などによる疲労の蓄積があり、チームスタッフや選手に新型コロナウイルスの陽性者が出た影響があった。そんな状況下で、川崎がPK以外の決定機をモノにできなかった原因には、川崎の選手のシュートミスもあったが、千葉の粘り強い守備もあったはずだ。それだけに、勝てる可能性のあった試合で勝ちきれなかったことは確かに悔やまれる。それでもJ1王者の川崎と『1点』を争う試合をしたことで体感して得た収穫、そして経験はJ2リーグ戦では得られないものだった。
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