第20節・北九州戦はスコアレスドローに終わり、連敗を2で止めた千葉だったが、3試合連続無得点と決定力不足が続いた。だが、群馬と対戦した第21節では、37分、新井章太が蹴ったFKを小田逸稀がヘディングでゴール前へ送ると、群馬のDFとGKが連係ミスで処理を誤ったのを見逃さずに船山貴之が先制点を奪取。さらに、58分には群馬のDFの間でのパス回しのミスを突いたサウダーニャがボールを奪い、自分もシュートチャンスはあったもののフリーな状態の船山にパスを出すと、船山が追加点を奪った。その船山が78分、群馬の大前元紀のファウルを受けたあとの行為が、大坪博和主審に『乱暴な行為』と判定されて退場処分になるアクシデントがあり、群馬に決定的なシュートを打たれた場面もあったが、試合はそのまま2-0で終了。千葉はJ2リーグ戦の前半戦の最後の試合となる前節の終了時点での戦績が7勝7分7敗で10位となった。
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