船山貴之が奪った2ゴールは群馬のミスに乗じたものとはいえ、3試合連続無得点だった時の千葉は、そういったラッキーな決定機でもシュートミスや相手の粘り強い守備で決めきれていなかった。それを考えれば、冷静な状況判断と落ち着いたプレーで決めきった船山の功績は大きい。そして、彼の決定機をお膳立てした小田逸稀やサウダーニャのプレーも素晴らしかった。また、2015年シーズンから昨季まで(※群馬がJ3リーグに所属していた2018年シーズンと2019年シーズンは除く)の対戦成績は千葉の2分6敗、そして昨季は2敗と相性の悪かった群馬に2-0と無失点で勝ちきったのも大きい。船山を一発レッドの退場処分とした大坪博和主審の不可解な判定でケチがついたところはあったが、試合内容がそこまで悪くはないのに勝ちきれない悪い流れを断ち切った勝利となった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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