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【天皇杯2回戦:千葉vs大宮】レポート:攻守でプレーの精度不足と連係のミスが目立つも、セットプレーの好機を生かして勝つ

【天皇杯2回戦:千葉vs大宮】レポート:攻守でプレーの精度不足と連係のミスが目立つも、セットプレーの好機を生かして勝つ

2021年06月11日 18:19 by akanuma_keiko
2021年06月11日 18:19 by akanuma_keiko

ともに直近の公式戦であるJ2リーグ第17節から大幅にスタメンを変えていたとはいえ、この試合の内容や展開を見る限り、千葉が6戦負けなし(3勝3分)であって、大宮が3連敗中のチームだとは思えなかった。千葉は大宮にボールを握られて攻められる時間が長く、攻撃に転じても大宮の前からの守備だけでなく自分たちのミスもあって、なかなかシュートに持ちこめなかった。だが、この試合で生まれたゴールは千葉のチャン ミンギュによる1点だけで、セットプレーのチャンスを確実にモノにした千葉が1-0の勝利。千葉の攻守の課題は多かったものの、千葉が天皇杯3回戦進出を決めた。

この試合の千葉のスタメンで、J2リーグ第17節・山形戦もスタメンだったのは、チャン ミンギュだけだった。千葉のスタメンは、GKが鈴木椋大、3バックは右から新井一耀、チャン ミンギュ、髙橋壱晟、中盤はダブルボランチで右から小林祐介、熊谷アンドリュー、右ウイングバックは伊東幸敏、左ウイングバックは溝渕雄志、そして1トップがブワニカ啓太、2シャドーは右が矢田旭、左が福満隆貴だった。一方、この試合の大宮のスタメンで、J2リーグ第17節・金沢戦でもスタメンだったのは、山越康平、翁長聖の2人。大宮のスタメンは、GKが上田智輝、4バックは右から松本大弥、河本裕之、山越、翁長、アンカーが石川俊輝、中盤の4人は右から松田詠太郎、黒川淳史、大山啓輔、柴山昌也、1トップが大澤朋也だった。

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