甲府と対戦した開幕戦は、高卒ルーキーのブワニカ啓太のJデビュー戦での初ゴールで追いつき、1-1の引き分けとなった千葉。前節(第2節)は、前半には開幕戦で見られた課題の1つだった相手のサイドチェンジのパスへの対応で改善が見られた。さらに、11分にはCKを愛媛にクリアされてからの流れで、小島秀仁のクロスボールに鈴木大輔が頭で合わせて先制弾をゲット。幸先のいい立ち上がりとなったが、愛媛が味方を1人飛ばした位置にいる味方にパスを出すなど、千葉のプレスをかわす工夫をして千葉ゴールに迫ってきた。すると36分、愛媛が前線にロングパスを入れ、愛媛の小暮大器が頭で折り返す形になったボールを、千葉は小島が対応。シンプルにクリアすればよかったが、マイボールにする処理を狙ったところで愛媛の川村拓夢に奪われてしまう。そこに愛媛の近藤貴司が絡んだことで千葉は守備が後手になった感があり、川村に同点ゴールをゲットされてしまった。後半は互いに選手交代を行ない、勝利を目指しての攻守を展開したが、千葉は決定機をなかなか作れない。愛媛の決定機はシュートの精度不足でノーゴールとなり、千葉は開幕戦とは逆に相手に追いつかれた形で引き分けとなり、2試合連続の引き分けだった。
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