ジェフ便り

第32節・山形戦で今季２度目の１－５という大敗を喫したあと、千葉は第33節・松本戦で３－２と今季初の逆転勝利を収め、第34節・新潟戦では２－０と第28節・金沢戦以来の無失点勝利を収めた。連勝で迎えた前節（第35節・長崎戦）は、前半にセットプレーなどから４回の決定機を作ったものの、長崎のＧＫの徳重健太の好守もあってノーゴール。後半に入ると、51分にカウンター攻撃を受け、ボールをドリブルで運ぶ氣田亮真に意識が行き過ぎて、斜めの動きでうまく飛び出した名倉巧を誰もマークできていなかった。氣田のパスを受けた名倉にうまくシュートを決められて失点すると、前半は優位に立っていた試合の流れを長崎に奪われてしまう。選手交代も使って反撃するが、リードしたことで守備の意識を強めた長崎を崩すアイデアや工夫を欠き、『１点』を奪えずに０－１で敗れた。