第32節・山形戦では今季2度目となる1-5というスコアでの大敗を喫した千葉。5連戦の3試合目で身体的ダメージも当然あるものの、心理的ダメージの大きさが危惧されながらも、中2日で迎えた前節(第33節・松本戦)で尹晶煥監督は思い切った選手起用を行なった。負傷箇所が回復したあとも出場機会がなかなか来なかったクレーベ、トレーニングでゴールを奪うなど調子の良さを見せながらもベンチ入りからも遠ざかっていた工藤浩平をスタメンで起用。クレーベのポストプレーや工藤のリンクマンとしての奮闘もあり、前半は押し気味だった。それでも、CK後のこぼれ球から失点して先制を許したが、すぐさま堀米勇輝のFKからゲリアが同点ゴールを奪い、前半のうちに堀米が直接FKを決めて逆転。優れたプレースキッカーの堀米だが、11月13日のオンラインの囲み取材での話では「技術というよりは、自分に『絶対に決めるんだ』と言い聞かせた」というゴールだった。後半開始から選手交代を行なって流れを変えにきた松本に押された後半、千葉にとっては不運な判定のPKを決められて2-2に追いつかれた。しかし、負傷箇所が回復して交代出場した川又堅碁が後半のアディショナルタイムに劇的なゴールを奪い、今季初の逆転勝利を収めた。
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