最下位の愛媛と対戦した前節(第31節)の千葉は、CK後の流れから安田理大が打ったシュートのはね返りを愛媛の有田光希に拾われ、カウンター攻撃対応のためにいた髙橋壱晟が入れ替わる形でかわされてしまった。髙橋をはじめ千葉の選手が追うもののGKの新井章太と1対1になった有田は6分、うまくシュートを決めて先制点を奪取。前半はなかなか決定機を作れなかった千葉は後半開始時、前半に負傷があった本村武揚に代えて入れた下平匠を左サイドバックに、左サイドバックだった安田を右サイドバックに回した。下平はディフェンスラインの背後への動き出しを見せる選手を見逃さずにスペースへパスを出し、山下敬大や船山貴之にクサビとなる縦パスを入れるなどして、攻撃を活性化。後半は主導権を握って押し込む時間帯が長かった千葉は、52分に安田のクロスボールから山下が同点ゴールを奪った。さらに、逆転を狙った千葉だが、ラストパスやシュートの精度を欠き、得点力不足を露呈。負けはしなかったものの引き分けに終わり、またも対戦時に最下位のチームに勝ちきることはできなかった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
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