何としても勝ちきりたい一戦だった。試合開始早々にあっさりと失点したのは深く反省しなければならない点だが、後半の早い時間に追いつくことができた。ただ、前半からゴール前での選手の距離感が良く、ワンタッチも交えてパスをつなぐものの、決定的なシュートをなかなか打てなかった。それは開始時から相手を押し込んでいた後半も同じで、千葉は後半だけで9本のシュートを打っているが、決定機といえるのは山下敬大の得点シーンを含めて2回しかなかった。1失点に抑えていただけに、あと『1点』を取りさえすれば勝てた試合だった。しかし、その『1点』が取れないばかりに、今期の千葉はまだ逆転勝利がない。相手にとって嫌な形のフィニッシュに、ラストパスやシュートの精度が高い状態で持ち込めるか。その千葉の課題が依然として残っていることを突きつけられた一戦だった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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