J2リーグトップクラスの高い得点力を持つ水戸と対戦した前節(第25節)の千葉は、1-5というスコアはもちろん、試合内容でも完敗となった。ボールホルダーに厳しく寄せきれない守備もあって、水戸の選手に自由にプレーさせてしまう場面が多かった。さらに、水戸は雨でボールが滑りやすく、GKが対応しにくいピッチコンディションを考えたミドルシュートを積極的に打ってきた。だが、千葉はそういったシュートがほとんど見られず、クロスボールからのフィニッシュを狙うだけの単調な攻撃で、尹晶煥監督が求めるバリエーションはあまりなかった。チームのために体を張って粘るプレーが攻守で欠け、これまで積み上げてきたものを発揮できずに必然の完敗となった。
【千葉vs町田】プレビュー:首位の町田を…
■明治安田生命J2リーグ 第19節 6月3日(土)千葉vs町田(14:00KI…
読者コメント