スコアレスドローに終わった前節(第23節・京都戦)から中3日で、連係面などの細部の修正を図る時間は確かになかった。ただ、攻撃をより活性化し、得点機を多く作ろうとする選手個々の意識というのは、そういった準備の時間には関係なく、意識するか、しないかの違いしかない。そして、意識したとしても、それをしっかりと実践できるかというのは、また別の話になる。それでも、勝利に対する執念が強く、何が何でも勝とうとするのであれば、試合後のオンラインでの囲み取材で安田理大が話したような『相手が怖がる選択肢』、クレーベが話したような『リスクを負ったプレー』にチャレンジする姿がもっと見られたはずだ。しかし、今節ではそういった姿は非常に少なく、無得点に終わった。さらに、前節で見せたペナルティエリアの中での粘り強いマークは継続できずに失点して0-1で敗れ、今季の群馬戦は2敗となった。
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