試合終了直前の失点シーンを見ていて、ふいに『二度あることは三度ある』ということわざが頭に浮かんだ。この原稿を書くにあたって改めて調べてみると、「物事は繰り返し起こるものだから、失敗しないように注意すべきだという戒めを表わした」という説明文が出てきた。今季は、第9節・群馬戦、そして第14節・徳島戦といずれもホームゲームで、試合終了直前の失点で千葉は逆転負けを喫していた。今節は敗戦ではなく、追いつかれての引き分けではあるものの、第12節・磐田戦以来の勝利で勝点3を得られるはずだっただけに、敗戦と同じくらいダメージは大きい。いや、また同じような失点を繰り返してしまったという意味では、選手の心理的ダメージは前述の2試合以上に大きいかもしれない。
5連戦の2試合目ではあったが、試合後のオンラインでの記者会見での尹晶煥監督の話によれば、前節(第15節・北九州戦)の内容が悪くなかったことや前節から中3日で休めたこと、そして選手の精神面の強化を狙ったことを理由に、今節のスタメンは前節とまったく同じだった。一方、福岡は前節(第15節・新潟戦)からスタメンを6人変更。GKがセランテスから今季初出場の村上昌謙、センターバックの一角が篠原弘次郎からドウグラス グローリ、左サイドバックが湯澤聖人から輪湖直樹、左サイドハーフが石津大介から菊池大介、2トップがフアンマ デルガド&遠野大弥から木戸晧貴&東家聡樹に変わった。
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