8連勝中と絶好調の北九州と対戦した前節(第15節)の千葉は、序盤から相手のパスをインターセプトしてカウンター攻撃につなげるなど、攻守がうまく機能していた。17分には連係プレーからクレーベが今季初ゴールをゲット。その得点には船山貴之、堀米勇輝と調子を上げてきた選手が絡み、チームにとっても、選手個々にとってもプラス材料が多い得点シーンだった。だが、28分にクロスボールのクリアボールを北九州に拾われ、そこから北九州の髙橋大悟に同点ゴールを奪われると、35分には新井一耀が北九州の町野修斗と競り合って倒れ、そのこぼれ球にいち早く反応した新垣貴之に逆転ゴールを奪われてしまう。さらに、39分にはセンターバックからの1本のロングパスで、ディサロ 燦シルヴァーノにうまく抜け出されて追加点を許した。
失点した時間帯はディフェンスラインが下がることで全体が引いてしまい、それによって北九州を自由にプレーさせてしまったことから、後半は修正を図って反撃。3人の選手交代も含めて打開を図ったが、後半だけで11本のシュートを打ち、6回の決定機を作りながらも追加点はクレーベのPKによる1点だけ。GKの永井堅梧の再三のファインセーブを含めた北九州の粘り強い守備もあったが、決定力不足を露呈して2-3で敗れた。
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