5連戦の最初の試合だった第10節・町田戦で、田口泰士と米倉恒貴のゴールで2-0と5試合ぶりの勝利を獲得した千葉。その町田戦から新井章太とゲリア以外の9人のスタメンを入れ替えて臨んだ前節(第11節)の松本戦では、出場機会を得た選手たちが奮闘を見せ、3-0と2試合連続無失点で今季初の連勝となった。そして、その勝利は重要な意味を持っていた。今季の開幕戦で勝って以来、4連敗中だったホームゲームでの勝利だったことに加えて、今季初スタメンの岡野洵や小島秀仁、今季2試合目のスタメンにして今季2度目の出場となった佐藤寿人など、激しいスタメン争いの中で悔しい思いを抱いてきた選手たちが、自分の存在価値を見せつけながらもチームの勝利に貢献したことだ。千葉が今季の超過密日程の戦いでJ1自動昇格を達成するには、チームの総合力の高さが必要不可欠だ。前節で出場しなかった選手たちにもいい刺激を与えた1勝となった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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