2試合連続で1-2のスコアで敗れ、今季初の連敗で迎えた前節(第8節・山形戦)の千葉は、守備ブロックを築くところと前からプレスをかけるところを使い分け、守備での粘り強さを発揮して無失点に抑えた。ただし、その一方で山形の守り方の影響もあり、ボールの保持率は高かったものの、攻撃は迫力とアイデアを欠いた感が強かった。42分にクレーベが負傷して櫻川ソロモンに交代するアクシデントもあったが、決定機の数自体も少なく、結果的に無得点。連敗は止めたものの、スコアレスドローで勝点は1にとどまった。
今季、J2に戻ってきた群馬は、第5節・山形戦で3-2と点の取り合いを制し、今季初勝利を獲得した。だが、第6節・松本戦は0-2で敗れ、第7節・金沢戦はオウンゴールの失点を含めて0-5の大敗となった。大量失点には守備の要であるセンターバックの渡辺広大が、顔面骨折で金沢戦から欠場している影響もあるだろう。また、右サイドバックの平尾壮も負傷欠場中で、本来はボランチでプレーしていた岩上祐三が右サイドバックでプレーしている。
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