以前から『2チームで戦う』ことを口にしていた尹晶煥監督は、金沢と対戦した前節(第5節)では、0-1で敗れた第4節・栃木戦からスタメンのフィールドプレーヤー全員を入れ替えた。金沢はマンマークだったとはいえ、栃木ほどの組織的な前からの強度が高い守備ではなかったこと、例えば左サイドハーフにはドリブル突破がうまい為田大貴が入ったことなどから、千葉は栃木戦とは違ってサイドの奥深くまで侵入する攻撃を展開。23分に右サイドバックのゲリアと連係した右サイドハーフの矢田旭がクロスボールを入れると、Jデビュー戦の櫻川ソロモンは一発でヘディングシュートはできなかったが、GKの白井裕人と競り合ったあとのこぼれ球に素早く反応し、J初ゴールとなる先制ゴールをゲット。その10分後には、為田のクロスボールを受けた佐藤寿人のヘディングシュートはゴールポスト直撃のノーゴールだったが、そのこぼれ球から今季初スタメンの見木友哉が追加点を奪った。後半は金沢が攻勢を強めたが、金沢のラストパスやシュートの精度不足にも助けられ、千葉は最後までイージーミスを犯さずに守り切って2-0で勝った。
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■明治安田J2リーグ 第11節 4月21日(日)千葉vs秋田(14:00KIC…
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