9年ぶりの千葉ダービーとなった前節(第19節)だが、立ち上がりから柏の速くて激しいプレスに押され、千葉は攻守ともに思うように機能しなかった。前半のうちに2失点を喫すると、江尻篤彦監督は2失点目のあとにシステムを3バックから4バックに変更。さらに、後半開始時に乾貴哉に代えて下平匠、堀米勇輝に代えて佐藤寿人をピッチに入れ、戦況を変えようとした。だが、攻撃時の再三のボールロストに加えて、守備では柏からの期限付き移籍で契約のため出場不可の増嶋竜也を欠いたディフェンスラインの裏やサイドのスペースに柏の選手が突破を図るのを防げず、戦況は変化しなかった。千葉のシュートはわずか2本だったのに対して柏のシュートは17本で、スコアこそ0-2だったものの「攻守ともに完敗です」と試合後に熊谷アンドリューが言うほどだった。
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