J1昇格争いというよりもJ2優勝争いを演じて好調な山形と対戦した前節(第13節)の千葉は、前半に先制ゴールを奪いながらも後半の連続失点で1-3の逆転負けを喫した。試合展開を見ると第10節・横浜FC戦と同じで、特に後半開始から相手がシステム変更をしたり、選手が立ち位置を変えたりして千葉の前からのプレッシャーをかわし、それに加えて選手交代で攻撃の形を変えて厚みを増してくるのに、千葉は対応できなかった。特に前節では江尻篤彦監督の5月16日の囲み取材での話によれば、ハーフタイムに後半はディフェンスラインを5メートル上げようと言っていたのが、後半が始まってみれば逆に10メートル下がってしまったとのことだった。筆者もDAZNの配信映像をリアルタイムで見ていて、全体的にラインが下がってしまって相手をゴール前に入れてしまい、セカンドボールを拾えなくなって波状攻撃を受けているように感じていた。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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