この日の最高気温は20℃以上で、朝から降っていた雨は止んだかに思われたが、10時からの全体トレーニングが始まってくると小雨がぱらついていた4月25日のユナイテッドパーク。湿度が高いため蒸し暑さが感じられ、トレーニングの途中から風が強く吹く時もあったものの涼しいとは思えない中で、選手たちは11時40分過ぎまでトレーニングに取り組んで汗を流していた。
【写真】連続シュートなどに対応するGK陣のトレーニングで、スタートポジションで腹這いの体勢になっていた大野哲煥
フィールドプレーヤーよりも先にGK陣が先に練習グラウンドに姿を現わし、櫛野亮GKコーチの指導のもとでトレーニングを行なった。筆者が撮影しながら見ていた時のトレーニングの内容は、連続のシュートやクロスボールに対応するものだった。ピッチに倒れ込んでいる状況を想定してか、最初に腹這い状態の体勢から立ち上がってサイドからのシュートをセーブすると、今度はゴール前に2つ設置された厚みがあって大きい人型ダミーの間から飛んでくるシュートをセーブし、最後は1本目のシュートとは逆サイドから来るシュート性のハイボールのクロスボールに対応していた。シュートが来る方向やシュートの高さなどいくつかのバリエーションがある中で、瞬時に的確な対応が求められる内容となっているように見えた。
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