かつて千葉の監督だった木山隆之監督が率いるようになった山形との対戦は2分1敗と未勝利だった千葉だが、前節(第37節)ではスコアこそ2-1と1点差だったものの攻守の内容では圧倒した。ほとんどの時間帯で主導権を握り、シュート数は24本。3バックの対戦相手だと守備時には5バック気味にスペースを消してくることが多く、千葉が相手の守備を崩しきれない試合が目立ったが、しっかりとフィニッシュまで持ちこめていた。ただし、それは試合後に船山貴之が言っていたように山形のプレッシャーがそこまで厳しいものではなかったし、10月19日の練習後に指宿洋史が話したように山形は引いて守るのではなく前から来て、なおかつロングボールを多用する攻撃ではなかったからだ。今節で対戦する大分はシステムが3バックでダブルボランチの3-2-2-3で、攻撃サッカーを貫いてゴール前に完全にベタ引きする守備はしない。だが、そのぶん前線からのプレッシャーは厳しく、スピードもある。千葉がそのプレッシャーをかいくぐってしっかりとパスをつなぎ、フィニッシュまで持ちこめるかがポイントになるだろう。
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