第29節終了時点で千葉がターゲットにすべきJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位の東京Vと対戦した前節(第30節)。熊谷アンドリューと佐藤勇人のダブルボランチで臨み、立ち上がりからプレスをかけて優位に試合を進めた。そして、10分に東京Vの井林章のクリアミスを見逃さなかった下平匠が、千葉加入後初得点となる先制ゴールを奪った。だが、20分過ぎから東京Vはパスの回し方を変えて千葉のプレスをかわし、千葉のサイドの裏のスペースを狙う攻撃を仕掛けた。そして、28分に千葉陣内の右サイドからのクロスで同点ゴールを奪うと、38分には千葉陣内の右サイドから左サイドへ大きく展開し、さらに中央へパスを出したところから豪快なミドルシュートで逆転した。千葉は後半開始からラリベイに代えて町田也真人、59分に溝渕雄志に代えて茶島雄介を入れて反撃した。だが、72分に千葉陣内の左サイドのスペースにロングパスを出され、そこから失点。73分に為田大貴に代えて入れた矢田旭を右サイドに置き、矢田自身がボールを運ぶプレーやサイドを変えるパスなどで活性化を図った。すると、81分には東京Vの反則で得た直接FKを矢田が見事に決め、1点差に迫った。せめて同点に追いつきたい千葉だったが、近藤直也を前に上げてのパワープレーも実らずに2-3で敗れた千葉は、2連敗で16位のままとなった。
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