千葉にとっては悔やまれる、そして非常に痛い敗戦となった。現時点の千葉が目指すべき現実的な目標であるJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位に滑りこむには、一戦必勝で勝ちち続けていくしかない状況だったが、前節終了時点で千葉のターゲットとなる6位に位置する東京Vに2-3と競り負けた。10分と早い時間に先制点を奪い、試合の入りはよかったものの、その後の相手の変化への対応、相手に流れが行った時間帯の戦い方という今季の千葉の問題点がまたしても出た。東京Vの3得点はいずれもスーパーゴールといえる素晴らしいもので、それには東京Vの選手の技術の高さに加えて、シュートを打つ際に千葉がその選手にまったくと言っていいほどプレッシャーをかけることができていなかったせいもある。これで、J2リーグ戦を30試合終えての総失点数は59。1試合平均で2失点していては、いくら今季の千葉の総得点数が多いと言っても、やはり勝ちきるのは厳しい。前節は失点を1にとどめたものの、やはり守備に難点があると思い知らされた試合だった。
【水戸vs千葉】レポート:攻守で前へのハ…
■明治安田J2リーグ 第6節 3月24日(日)水戸 0-0 千葉(14:03K…
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