決して勝てない試合ではなかった。だが、攻守両面での組織力に優れ、対戦相手を詳細に分析したうえでトレーニングによって落とし込まれた、やるべきプレーを選手が迷いなく実行する松本に比べ、千葉は攻守の連係や選手個々の判断にまだ試行錯誤や迷いが見られた。それゆえにプレーの選択に時間がかかり、それが連係に多少のズレ、選手個々のプレーの精度を欠くことにつながった。千葉を丸裸にするような分析をする松本の反町康治監督に、千葉の弱点をしっかりと突かれた形で松本に得点を許した一方で、千葉は攻守で松本が嫌がるプレーをやりきれなかった感があった。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
■明治安田J2リーグ 第7節 3月28日(日)熊本vs千葉(15:00KICK…
読者コメント