ジェフ便り

【千葉vs甲府】レポート:再徹底したハイプレス&ハイラインで戦い抜き、粘り強い攻守で逆転勝利をつかむ

【千葉vs甲府】プレビュー:甲府のサイド攻撃と細かいパスワークを封じ、チャンスを逃さずにシュートで終わりたい

2018年07月25日 10:25 by akanuma_keiko
2018年07月25日 10:25 by akanuma_keiko

千葉がJ2リーグ戦連敗(天皇杯3回戦・神戸戦を含めると公式戦3連敗)で迎えた前節(第24節)の讃岐戦。第23節・金沢戦の試合終了後に主審へ執拗な抗議をしたとして、フアン エスナイデル監督はその讃岐戦から4試合ベンチ入りの出場停止の処分を受けていた。19分の1失点目は千葉陣内の左サイドの、49分の2失点目は千葉陣内の右サイドのスペースをうまく使われて突破を許し、クロスから失点。すると、7月20日に選手登録が完了したばかりの工藤浩平が、54分に茶島雄介に代わってピッチに立ち、ボールを引き出してはパスを出し、また動いてボールを受けるというプレーで攻撃のリズムを作った。56分には近藤直也のロングパスを受けた乾貴哉のクロスに、ラリベイがうまく合わせてシュートを決めて1点差。だが、筆者が7月23日の練習後の囲み取材で監督にその狙いなどを質問した鳥海晃司の右サイドバック起用は、試合を通して右サイドの攻撃の推進力という点ではマイナスに作用した感があった。近藤だけでなく、後半のアディショナルタイムのCKには佐藤優也までゴール前に上がるパワープレーを仕掛けたが、追加点を奪えずに1-2の敗戦。前節終了時点の順位は17位に下がり、J1昇格プレーオフ進出圏内の6位の福岡(1試合未消化)との勝点差は12に広がって、J1昇格への道はさらに厳しくなった。

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