千葉にとっては痛恨の失点だった。2-1と1点差リードで6分と表示された後半のアディショナルタイムに入ったところで、千葉は90+1分にカウンター攻撃のチャンス。ホルヘ サリーナスは山口のGKの藤嶋栄介が少し前目にポジションをとっているのを見ると、遠目からロングシュートを打った。だが、シュートは外れ、それがこの試合での千葉の最後のシュートとなった。その後は何が何でも追いつこうとする山口が押し込む展開。ホルヘ サリーナスのシュートの直後の山口の岸田和人のシュートは千葉がブロックし、大﨑淳矢のシュートはゴールマウスを外れ、90+3分の三幸秀稔のシュートはGKのロドリゲスが対応。だが、90+4分、千葉にとっての左サイドで、山口は小野瀬康介からのパスを受けた三幸がゴール前へクロスを上げると、そのボールに頭で合わせたのは右サイドバックながらも霜田正浩監督の指示でポジションを高い位置に上げていた前貴之だった。鳥海晃司に競り勝った前のヘディングシュートにロドリゲスが対応するも、ボールは彼の手の上に飛んでゴールイン。土壇場で逆転した山口はその勢いで逆転を狙い、千葉にとっての左サイドで小野瀬が上げたクロスから、ファーサイドで大﨑がシュートしたもののボールはゴールポストの横。90+7分の山口のFKの場面ではジェルソン ビエイラがヘディングしたが、ボールはゴールマウスを大きく外れ、試合は2-2の引き分けで終了となった。
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