第15節・横浜FC戦では90+6分という、まさに土壇場での清武功暉の同点ゴールで3-3の引き分けに持ち込んだ千葉。その試合で得た勝点1をより大きな意味のあるものにするため、必勝を期して臨んだ前節(第16節・熊本戦)だったが、その形を狙っていたという熊本に千葉陣内の左サイドのスペースを突かれて13分に失点という最悪のスタートとなった。特に前半は前からの守備がうまくかみ合わない感があり、熊本は千葉にとっての左サイドで攻撃を組み立て、大きなサイドチェンジで千葉にとっての右サイドに攻めこむ攻撃も狙ってきた。だが、ゴール前での粘り強い守備で失点を阻止し、34分にはCK後の流れから矢田旭のパスをラリベイがヘディングで落とすと、増嶋竜也が熊本のGKの佐藤昭大とぶつかりながらも押し込み、千葉加入後初ゴールで同点。ハーフタイムにフアン エスナイデル監督にハッパをかけられ、攻守の修正を図って後半に臨むと千葉が流れを引き寄せた。49分に山本真希のアーリー気味のクロスをファーサイド寄りで指宿洋史がヘディングで落とし、ラリベイがDFを背負った状態から反転してのシュートを決めて逆転。88分には清武功暉のパスからホルヘ サリーナスが千葉加入後初得点でダメ押しとなるゴールを奪い、3-1の逆転勝利を収めて暫定順位を13位に上げた。
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