昨季のJ2リーグ戦の最終節の横浜FC戦では後半のアディショナルタイムに近藤直也の劇的な逆転ゴールが決まったが、それを思い起こさせるような90+6分の清武功暉の劇的な同点ゴールだった。一時は1-3と2点のビハインドの状況があっただけに、あまりにも劇的過ぎて勝ち試合かと勘違いしそうだが、結果は引き分け。今節のプレビューに書いたように、今の千葉の状況を考えれば『アウェイゲームとはいえ勝利が必要』だった。敗戦が濃厚な状況から引き分けに持ち込んだのは評価できるが、『最低でも引き分けて勝点を1でも積み上げたい』ということで言えば、最低限の結果を出したに過ぎないと言える。
今節の千葉は、前節で左肩を負傷した町田也真人、今節に向けて別メニューの調整が続いていた為田大貴、そして今節のDAZNの試合映像配信の中でのインタビューでフアン エスナイデル監督が「プレー分数を考えた」という近藤直也に代わって、小島秀仁、指宿洋史、鳥海晃司がスタメン入りした。さらに、GKを佐藤優也からロドリゲスに変更。前節から4人変更となったスタメンは、5月18日の紅白戦形式の戦術練習での2本目のスタメン組(1本目では鳥海ではなくエベルト)と同じだった。一方、横浜FCは累積警告による出場停止のペ スンジンの代わりに起用する川﨑裕大を、そのまま3バックの右サイドに入れ、前節のスタメンからの変更はその1人のみだった。
読者コメント