写真:紅白戦形式の戦術練習中、船山貴之選手と佐藤勇人選手との間のプレーについてプレスのかけ方などを指導していた様子のフアン エスナイデル監督。
●フアン エスナイデル監督:
Q:前節(第14節)の新潟戦を改めて振り返ってどう考えられているのか、それから選手にはどんな言葉をかけられたのかを教えてください。
「とてもいい前半を戦ったと思います。そして、その前の3試合(第11節・甲府戦、第12節・岡山戦、第13節・大宮戦)、そして新潟戦の前半までは本当に満足しています。そういう意味では最後の45分はゲームを支配できずに、新潟は素晴らしいチームなので、相手をよくさせてしまった。それで結果に関してもそうですが、我々も前半には(得点以外にも)まだ決定的なシュートチャンスがあったのですが、それではゴールできませんでした。それらが決まっていれば2-0、3-0となっていて、そうなっていれば、違う展開になっていたと思います。そういう意味では1-0というアドバンテージはあまり大きいものではなく、しかも、あんなにいいサッカーをしていたのに1点しか取れなかった。ただ、相手に関してもシュートチャンスはしっかり決めてきた。そして、我々のパフォーマンスが下がってしまってよくはなかった。それが私の意見です。
そして、同じことを選手には言いました。せっかくのいいチャンスを逃してしまった。前半は本当によかったのに。それに関してはまた反省しましょうということで、あとは続けます。最近の4試合の総括としてポジティブなものだと私は捉えています。もちろんこのようなネガティブな結果(新潟戦の1-2の逆転負け)は誰も望んでいるものではなかったのですが、ただ、試合の全部が全部悪かったわけではないです。しかも、あんなにいいチームを相手にした結果です。ただ、我々がよかったもの、それを次に生かしたいです。前半は本当にたくさんいいことをしました。そして、そのイメージを持ったまま、さらに次の試合、さらにその次の試合というふうに戦っていきたいと思っています」
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