写真は4/20撮影
●フアン エスナイデル監督:
Q:前節(第11節)の甲府戦では起死回生の同点ゴールがあって、アウェイで貴重な勝点1を持ってきましたが、その試合を改めて振り返っていただけますか。
「まあ、また今一度我々が落ち着いてボールを持てなかった試合だと思います。先制点を取られながら試合をするというのは難しいと思います。しかも、なおさら我々が今の状況で先制点を取られるのは難しい。というのは、さらにナーバスになってしまうからで、その結果としてパスがうまくつなげられないとかミスが出てやすい。前半は特にだったのですが、せっかくボールを奪ったのに相手にまたボールを渡してしまっていた状況が多くありました。それは、我々のやり方でボールを持てないこととかがあって、プレーを作り上げるとか攻撃を作り上げるということができなかった要因の1つです。ただ、それも今のこういう状況、落ち着いてプレーができない状況というのがそうさせていると思っています。
というのは、うちの選手があんなにミスをするというのは信じられないくらいなので、本当に足元がうまい選手がたくさんいるので、今のこういう状況がそうさせていると。ただ、試合は同じように戦い続けることが大切なので、絶対にあきらめないこと。そして、引き分けに関しては、値するものだったと我々は思います。それに値するだけの、(同点ゴールを奪ったことによって勝点を)1点勝ち取るだけの努力はしたと思っています。でも、その試合だけの話ではないです。努力に関してはどの試合も全てやっています。ただ、その努力が結果にあまり反映されていないと、報われていないと思っています。まあ、ああいうふうな形で引き分けたことが、チームとしてもう少し自信を取り戻すきっかけになってほしいと思っています。それは、我々がやっていることは正しいと、大丈夫だということを自信を持ってやってほしい。いずれにしても、本当に難しい試合だったことは変わりがありません。相手もかなり走ってきたし、勝ちを必要としていた相手ですし、そういう意味ではインテンシティの高い試合だった。まあ、それはフィジカル的にも、あとはメンタル的にも負荷がかかった試合でした」
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