【写真】アジリティの要素のあるトレーニングをしているフィールドプレーヤーの様子を見ているフアン エスナイデル監督。
●フアン エスナイデル監督
Q:前節(第7節)の大分戦ですが、前半はかなりボールポゼッションが高かったのですが、結果は0−4という悔しいものになりました。改めて大分戦を見直し、振り返った部分で、どういうお考えをお持ちになったかお聞かせください。
「よくないポゼッションがあったと思います。というのは、何度も言いましたけど、ポゼッションというのは相手にダメージを与えるためのもので、(相手陣内の)奥まで行けないとかいうポゼッションは意味がないですね。例えば状況によって、2−0で勝っている状況で(ボールを)回すのならまた別ですけど。相手を走らせるとかうちが苦しくならない状況にするためにするポゼッションはまた別です。勝ちたいとか1点決めたいとか、シュートチャンスを作り出すためにはこの前(前節)のようなポゼッションではよくないですね。そういう意味では、ポゼッションが何パーセントだとかいっていても、シュートチャンスまで持っていかなければ、まったく興味がないことです。そういう意味ではポゼッションには興味がないです。 あとは1失点目と2失点目のダメージが大きかったですね。そのあとの(千葉の選手たちの)リアクションもよくなかった。去年に関しては、何か問題が起こったあと、もしくは(相手に)1点決められたあとのリアクションは去年はよかった。今年に関しては、そういう意味では全てがまだよくはなってはいない。そこはよくしなければいけないところです」
Q:さっそく今節の金沢戦に切り替えていくべきかなと思うのですが、監督が(柳下正明監督から)代わっていない金沢なのですが、どのような印象をお持ちか教えてください。
「シーズン初めからここまで来ていて去年よりもいいと思います。前節(第7節・横浜FC戦で4−0の勝利)に関して言うと、去年よりもアグレッシブに来ていると思います。前には速くていい選手がいますし、もちろん先制点を取っているという状況もありますが、先制点を取ればいろんなことがうまくいきやすいですよね。ただ、去年よりも危険なチームだと思っています」
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