1分3敗で迎えた前節(第5節・讃岐戦)で、フアン エスナイデル監督は「勝つため」のスタメン変更、そしてシステム変更を決断した。第4節・徳島戦での退場選手を含めて6人の変更となった前節のスタメンには、今季初スタメンだった清武功暉と船山貴之に加えて今季初出場の佐藤勇人も名を連ねた。そして、前節で監督が採用したのは、3バックでダブルボランチ、1トップ&2シャドーの3-4-2-1システム。3月23日の練習後の囲み取材で、スタメンの選手を選んだうえでシステムの変更を決めたのか、それともまず攻守の修正を図るためのシステム変更を決めたうえでスタメンの選手を選んだのか、監督に質問した。その答えには、スタメンの選手の選考とシステムの変更のどちらが先だったのかという順番は含まれていなかったが、「起用した選手に関しては、その必要があったから選んだと思っている。そのシステムでその選手を選んだ理由は1つだけではない。いろいろなたくさんの理由がある。そして、そこに至るまでたくさん決めなければいけないことがあった」ということだった。そして、監督のスタメン選考のポイントの1つには「僕のことをよく知っていて、お互いに知っている」というものもあったそうだ。そして、結果的に前節のスタメンによって、監督が望んでいるインテンシティの高さは、球際での激しさや攻守両面での前への推進力という形で体現され、6-1の大勝につながった。
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