ジェフ便り

【千葉vs讃岐】レポート:システム&スタメンの変更で攻守での出足の鋭さが奏功し、6−1の大勝で今季初勝利

【千葉vs讃岐】プレビュー:未勝利をプレッシャーに感じず、勇気のある決断で味方を助ける攻守ができるかが鍵

2018年03月21日 08:20 by akanuma_keiko
2018年03月21日 08:20 by akanuma_keiko

開幕戦での増嶋竜也の退場処分、第2節でのフアン エスナイデル監督の退席処分、そして第3節での監督のベンチ入り停止とアクシデントが続いたとはいえ、1分2敗とスタートダッシュできなかった千葉。その嫌な流れを断ち切るべく臨んだ前節(第4節)だが、13分に溝渕雄志がハンドで退場処分となり、その結果、徳島に与えたPKを決められて失点。ゲームプランが試合開始早々に崩れる中、30分に指宿洋史が同点ゴールを奪ったが、45分に失点したのが試合展開に大きく影響した。1人少ない数的不利な状況下でも戦い方を変えず、前からプレスをかけ続けたことで特に体力が消耗。後半から高卒ルーキーの杉山弾斗を入れてサイドから攻め、さらに前線にラリベイと船山貴之を入れて攻守両面で前からの圧力を高めようとしたが、疲弊した選手が多いこともあって攻守ともに連動性を欠いた。後半はさらに失点を重ねて1-4で敗れ、千葉はJ3降格圏内の21位に後退した。

第2節以降は、ハイラインのコントロールに欠かせないディフェンスリーダーの近藤直也が欠場したこともあり、不安定な最終ラインは高い位置でオフサイドを取ろうとしてもなかなか取れないのが目立った。だが、今節に向けてのトレーニングでは近藤が全体練習に合流。現在の苦境を考えれば、近藤のスタメン復帰が望まれる。また、今節は3バックを採用するのではないかという話も漏れ聞こえており、ディフェンスラインのメンバー、そしてシステムがどうなるかは、特に守備面にとっては非常に大きな注目ポイントといえる。

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