J1昇格プレーオフ進出の可能性が消滅してしまうのではないかと危ぶまれた時期もあった千葉だが、J1昇格へと続く道を歩める可能性を残した状況でJ2リーグ戦42試合のラストゲームを迎える。勝点65で8位の千葉が6位になるには今節で勝ち、勝点66で7位の松本、勝点はいずれも67で6位の東京Vと5位の徳島という3チームのうちの2チームを勝点、場合によっては得失点差で上回らなければならない。千葉が勝っても他のチームの結果次第という他力で2チームを上回らなければ望む位置に上がれない状況は、『フクアリの奇跡』と言われた2008年のJ1リーグ最終節・FC東京戦を迎える時と似ている。あの時は、千葉がFC東京に対して試合時間が残り15分を切って0-2の状況から4-2と逆転勝利を収め、磐田と東京Vが敗れたことで千葉が大逆転でのJ1残留となった。そして、今節の舞台はあの時と同じくホームのフクアリ。千葉にできるのは横浜FCに勝つことだけで、あとは同時刻にキックオフの他のチームの結果に全てを委ねることになる。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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